小さな羽ばたき

すっかり春ですね。

桜を見る喜びも、しみじみと奥行きのあるものに変わってきています。

また、新しい季節を無事に平穏に迎えることができたなぁ〜と感謝や祈りが湧いてきます。

そんな春は、出会いと別れが一挙に押し寄せますが、ことに3月はお別れが多かったです。

別れは終わりではないけれど、当たり前のように会えていたのが、会えなくなるのは、やはり寂しいものです。

精いっぱい、別れゆく方々の姿を焼きつけるようにしています。

さて、中学生の時ですが、物理の先生が何の拍子か忘れましたが、バタフライ効果の話をしてくれました。

蝶のふあっとした羽ばたきが空気の微粒子を動かし、動いた微粒子がまた別の微粒子を動かし、地球の反対側で竜巻を起こしうる力になるという、あれです。(当時はピンときませんでしたが•••)

人間に置き換えると、どんな小さな行為や言葉でも、世界を変えうる力になるということ。

別れゆく人たちの顔が浮かびながら、あの時にくれたちょっとしたアドバイス、時には耳の痛いお叱りなど、僕に多かれ少なかれ、影響をもたらしてくれている。

よくよく考えると、いままで関わってくれた人たちの存在のおかげ•••なことだらけです。

そして僕の中でまた発酵して、きっと伝播しているものがある。

そんな小さな小さな羽ばたきが、誰かの心にちゃんと届いて循環しているのだと思うと、なんだかほっこりします。

いま、散りゆく桜を見ながら書いています。

いま、この瞬間に感謝!

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