TANAKA BLOG

written by 田中 淳夫

モラルって•••

皆さん お元気ですか?

6月以来の投稿になりますね。

「ブログ書く時間ぐらいあるでしょう」もう一人の自分に背つかれながら、いま 書いています。

さて、僕は 移動手段として ちょいちょいバスを利用します。

先日の休みの日も出掛けました。この日は祝日ということもあって、普段より混んでる様子。

「あちゃー」と思いながら、乗り込みました。

そして、次の停留所でベビーカーを抱えた2組の親子連れが••••

更にバスは進み、次の停留所でそのママさん達 が降りたい様子。

「すみません、ベビーカー を運ぶので、通路を空けていただけますか」

その声の先を見ると、バックを通路の床に置いたまま体を10㎝ずらすだけのピクニック女子の面々!

ちょっと、それじゃ ベビーカーも赤ちゃんを抱いたママも通れないよ!

あのね、この狭い通路を空けるには、一度バスを降りないと、このママさん達は降りられないということだな。

気づいて欲しくて、さっきアナウンスしたんだぜ!

ベビーカーって、畳んでもかさばるの知ってるよね。

満員のバスの通路の15㎝の隙間を通れないことぐらい分かるよね!

だったら荷物を手に持って、1度バスを降りようよ。

結局、運転手さんに促されて、やっとバスを降りる始末。

若者よ!いや年齢関係ないけど、せめて頭の回転が速いはずのお年頃の皆さん‼︎

もう少し、乗り合わせた人のこととか考えようよ。

「ぼうっと生きてんじゃねー‼︎」って本来こういうときに言うセリフなんでしょうね。

荒ぶる心を抑えながら、すごくジレンマを感じました。

でも 、これって親切とかいうレベルじゃなくて、想像力の問題なんでしょうね。

なんでも外国と比べるの好きじゃないけど、これ海外ではあり得ないこと。

みんな言わなくても道あけるよ。

譲り合いましょうなんて、わざわざ車内アナウンスしないし。

つまりは、自分が何か状況をよくできることはないかな?  何か困っている人はいないかな?っていう発想じゃなくて、

自分は何をしてもらえるのかな?って発想なんでしょうね。

だから、運転手さんに促してもらわないと動けないし、通路を塞いでいる自分を通る人が気遣ってくれるもんだと思っているのです。

受動的すぎやしませんか!

脳みそ 使ってください‼︎

ごくごく平穏な日常の風景の中に、徐々に窮屈さが増しているような••••

「使えるものが増えると、使えない人も増える」

昔はモラルで成立していたものが、できない人が増えるとルールばかりが増える。

白か黒か。 分かりやすく示してあげないと成立しない世の中。

何か殺風景だなぁ

ちょっとした、遊びが欲しいです。

白と黒、あいだに無数の色があるはずなのにね••••