TANAKA BLOG

written by 田中 淳夫

カラオケLOVER

皆さん お元気ですか?
あっという間に3月が過ぎ、4月を迎えて、
散り始めた桜を見ながら、いま書いています。
かといって、センチメンタルな気分は1ミリもなく、
今回のテーマは「カラオケ」
断っておきますが、僕自身 音楽は大好き!
家に居ても、TVはつけなくても音は流しているし、
帰り道、周りを見渡して人影がなければ、結構な声量で歌うし、バスルームで湯船に浸かりながら歌う時間は、
至福のときです。
しかし、こと「カラオケ」になると話は別。
カラオケ行くパターンって、大きく分けて2種類に分かれると思う。
ひとつは親しい友達のみで行くパターン、
もうひとつは同窓会や会社の忘年会など、普段会わない友人や同僚と行くパターン。
前者は純粋に歌を楽しめるけれど、問題は後者のような
社交性カラオケ。
まずは、行きたい人と、別に行きたくない人のモチベーションの差が大きすぎることが憂鬱。
カラオケLOVERは、チーム感を大切にするので、「1時間だけ!」と言ってネガティブ派を引き留めるが、
カウンターについた途端、「2杯以上飲むなら、フリータイムの方が安いらしいよ?」と詐欺師のような悪魔の囁きで、朝までコースをメイキング。
まぁでも、腹をくくってしまえば楽しいのも事実。
だが、次に出てくるのが持ち歌がカラオケで通用しない問題。以前 同窓会で知っている曲を歌おうと、
ceroやフィッシュマンズ、BUDDHA BRANDなどを
歌ってみたところ、まったく盛り上がらない。
耐えきれず自ら「演奏停止ボタン」で切腹。
「え〜、やめちゃうの?」と言ってくれる優しさがまた辛い。上記のような洒落曲は、そもそも世の中であまり認知されていないこと。また、ヴォーカルの個性による魅力が大きく再現するのが難しいこと。
カラオケでやっちゃいけない2大要素を持ち合わせていたのだ。
いつまでもそれに気づかず、好きな曲ばかり入れていると、ただいい感じの曲を知っている歌が下手なおじさんになり下がってしまう。
そのあと、そんな意気消沈している僕に畳み掛けてくるカラオケLOVERたちの確実に盛り上がる曲の数々。
DJ OZMAの「アゲ アゲEVERY騎士」、THE BOOMの「風になりたい」、三木道三の「Lifetime Respect」etc
普段聴いてもいないのに歌詞もメロディーも分かってしまい、いつのまにか始発まで高速タンバリンをタッピングしている自分。
圧倒的なカラオケリテラシーの差を見せつけられ、名曲の価値観も崩壊。
このように聴くべき曲と歌うべき曲の違いをわかっている彼らの選曲は勉強になる。
ただ、人が歌っているときにマイクの音量、エコーなどを調整してくるカラオケプロデューサーになるのは勘弁して欲しい。
ここまで長々と検証して気づいたことがある。
それは、ジャニーズ最強説!
選曲のポイントは「みんなが知っていて、さらに盛り上がる曲」その点、ジャニーズは不良から優等生、老若男女が耳にしたことのある曲の宝庫!

「Youも 歌っちゃいなよ!」