sincerely wish
東日本大地震から13年が経ち、人生を振り返ってみると様々な想いが蘇ります。
決して忘れる事のない経験が、今の自分を支えている様にも感じます。
当時自暴自棄に陥っていた情け無い私は、「人は生きている限り前に進んで行かなければならない」と同じ被災者の方の言葉に胸を打たれた事を思い出します。
私は、被災後様々なボランティア活動に参加しその後ドイツへ渡る事になり、多くの事を経験し学ぶ事となりました。
今思えば、世界中の人々も様々な困難に立ち向かって命ある限り精一杯生きている。全てを失ってしまっても、生きてさえいれば一からまた歩んでいこうと今は思います。
まだ見ぬ未来には、沢山の出会いで支え合える世界があるはず。今を共に生きる事に感謝しつつ、悲しみのない世界を切に願いたいと思います。