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#記録する事

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「市販のカラー剤って、やっぱりやめた方がいいですか?」
美容師をしていると、よく聞かれる質問です。
もちろん、市販のカラー剤そのものが「絶対にダメ」という話ではありません。
僕が一番気になるのは、その後の髪の履歴が分からなくなってしまうことです。
私はこれをちょっと「レコーディングダイエット」に似ていると思っています。
食べたものを毎日記録していると、
「意外と間食してるな」とか
「この日は食べすぎたな」とか、
なんとなくだけど自分の生活を客観的に見ることができてる気がします
髪も同じ。
「いつ、何をしたか」を記録しておくことが、実はかなり大事です。
例えば、
・いつカラーをしたか
・どんなカラーをしたか
・白髪染めをしたか
・ブリーチをしたか
・縮毛矯正やパーマをしたか
・どんな薬剤を使ったか
こういう情報が分かっていると、美容師は次の施術を考えやすくなります。
逆に、
「半年くらい前に市販のカラー剤を使った」
「何色だったかは覚えてない」
「その前にも何回か自分で染めた」
となると、髪の中で何が起きているのかを正確に判断するのが難しくなります。
特に、明るくしたい・色味を変えたい・パーマをかけたい……となったときに、過去の履歴が大きく影響することがあります。
だから僕は、カラーをするなら
「髪の施術履歴を残す」
ことをおすすめしています。
美容室で染めた場合は、基本的にカルテに残ります。
「前回はこの薬剤で、この明るさだった」
「ここは以前ブリーチしている」
そんな情報が積み重なっていくことで、次の施術の精度が上がっていきます。
髪は一度傷んだら、肌のように元の状態に戻るわけではありません。
だからこそ、
今の髪だけじゃなく、“ここまでどう過ごしてきた髪なのか”を見る。
これが、きれいな髪を長く楽しむためには結構大事なんです。
市販カラーを使うこと自体を否定したいわけではありません。
ただ、もし美容室でカラーを続けていくなら、
自分の髪の「レコーディングダイエット」だと思って、施術履歴を残してみる。
これだけでも、美容師とのカウンセリングがちょっと変わるかもしれません。

高野 潤也

Stylist

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